トミーは学校では特別支援学級に所属しています。そこで少し前から、「お金の計算」を練習するようになりました。実際の小銭を使って、10円玉5枚で50円とか、50円と50円で100円とか。
指を使って数えられる範囲を超えると計算は難しかったのですが、お金を使うと、十の位や百の位の感覚がつかめるようです。
さらに不思議なことに、筆算にすると、3けたのたし算・ひき算・かけ算ができてしまうんです(わり算は今勉強中)。
これも発達の特性なのか、ルールに従うことは得意なトミー。計算も、決まりに沿って進める作業なので、わりと得意なんです。
なんですが……。
言葉が絡んでくると、話は別。言語に関することは、とても苦手なんです。
文章題になると全く理解できません。たし算なのか、ひき算なのか。というより、そもそも問題が何を言ってるのかさっぱりわかっていません。
「あめが2個あります。3個もらうと全部でいくつになりますか。」という問題に「おいしいです。たくさんたべるといいですね」と回答します。
この調子なので、理科も社会もテストが返ってくると毎回大爆笑です。常に回答は、先生に語りかける調子です。
でも一つ一つトミーが一生懸命考えて書いていることは伝わってきて、そのせいか、ちょいちょい謎に大きなマルがもらえていたりします。
そんなトミーが、お金の計算を練習し始めてから、一人で買い物に行きたいと言い出しました。
駄菓子屋さんにはよくお友達と行っているんですが、トミーはまだ一人でお金の計算をするのが難しいので、お友達が買えるものを選んでくれたり、お店のおばあちゃんが財布からお金を出すのを手伝ってくれたりと、周りの人にたくさん助けてもらっています。
まして、レジを通るようなところは親としか行ったことがなく、おまけにキャッシュレスで支払いをするので、現金での買い物のしかたが分かるのだろうか、と心配になります。
ということで事前シミュレーションです。ファミリーマートでハッシュドポテトを買いたいというので、先日一回一緒に買いに行きました。
「ショーケースから出して、袋の口をテープでとめて、レジに持って行って、お金を払う。カバンに入れて持って帰って、家で食べる」。よし、完璧!
今日ひと通りおさらいしてからトミーを送り出しましたが、待っている時間の長いこと。
やっと帰ってきたと思ったら、ペットボトルのいちごミルクを持っています。
???
どうやらハッシュドポテトは売り切れだったようで、自動販売機でいちごミルクを買ったらしいです。
残念!どうせ買うならコンビニで買ったらいいのに。せっかく練習したんだし。はじめてのおつかいじゃないけれど、いい経験になるかなと思ったんですが。
でも本人はリベンジする気満々なので、また近いうちに挑戦します!


